– レトロ印刷 JAM presents – シルクスクリーンなう

本展は、大野にゆかりのある美術家 靉嘔(あいおう)がシルクスクリーンで多くの作品を制作していることから、最新のシルクスクリーンの技法や孔版印刷(*)の表現を学び、つくる楽しさに触れる企画展です。
シルクスクリーンやリソグラフといった孔版印刷を用いた「レトロ印刷」で知られる印刷会社「JAM」は「印刷で遊ぶ。印刷と遊ぶ。」をモットーに大阪を中心として東京や台湾などに工房や作品展示、ワークショップの場を提供しています。本展ではJAM に集う国内外で活躍するアーティストの作品を中心に展示します。

*孔版印刷とは、印刷の「版」に穴をあけ、インクを擦りつけて行う印刷方式です。版ごとに色を変えて重ね刷りをするため、印刷の風合いに特徴があります。

2025年7月19日(土)~9月15日(月・祝)
COCONOアートプレイス
観覧料/大人400円、中学生以下無料、障がいのある方200円
開館時間/9:00~17:00
休館日/月曜日(祝日をのぞく)・祝日の翌日

●JAM と一緒にシルクスクリーンで遊ぼう!
大野にJAMがやって来る! シルクスクリーンを手軽に体験できるキット「SURIMACCA(スリマッカ)」を使って、紙はもちろん、Tシャツやカバンなど、自分の好きなものに印刷をして遊んでみましょう!
7月27日(日)
8月20日(水)
時間:10:30~15:00
料金:1,000 円~
当日随時受付

●まちのチラシを作ってみよう!
五番商店街や七間通りを散策しながら、まちの魅力を伝えるためのチラシを手作りします。チラシづくりのポイントを学びながら、リソグラフの印刷機を使って、チラシを作って配ってみましょう!
9月14日(日)
時間:13:00~15:00
参加費: 500 円
定員:10名(要予約)
講師:山本 響(印刷室 みなと)、佐藤実紀代(HOSHIDO)
お申込みはココノアートプレイスまで(0779-64-4848)

参加アーティスト
From JAPAN

さとうはな
1999年生まれ。2022年京都芸術大学 総合造形コース卒業。好きな食べ物トマト。普段は会社員をしながら、ありふれた日々のなかの小さな疑問や気づきをきっかけに、わたしは手を動かします。主に糸や生地などのテキスタイル素材を用いて、シルクスクリーンやミシンドローイングなど、形にとらわれない制作を行っています。

おおぐりさちこ
2015年ミドルセックス大学(イギリス・ロンドン)イラストレーション学科を卒業後、東京を拠点にフリーのイラストレーターとして活動。
幼少期に見た80~90年代のアニメ・漫画に影響を受けており、現在のキャラクターデザインに反映。留学中にロイ・リキテンスタインの原画作品を見てからはイラストのカラーリングにドット(網点)を使用。近年はシルクスクリーンプリントをメインにイラストを制作。

ALKU(上村千重子)
ALKU はフィンランド語ではじまり。サポートが必要な作家(障害のある方)の描くありのまま表現されるアートをカタチにする活動「ALKU」です。今回は2人の作家が描くアートをシルクスクリーンでカタチにしました。JINTAは0.03mのペンで空想の街を描いています。MITUYA は文字と昆虫を組み合わせる独自の絵を描きますが、今回は〇文字アートで作品を作りました。

sobani やすいともみ
「忘れられないあの日、忘れてしまういつものそばに」がコンセプトのブランドsobani。
版画家やすいともみが制作したシルクスクリーン作品は、特殊な刷り方のため、色の混ざり方が都度変化します。さらに、1枚刷るごとに使用する色を変えることで、絵画のような版画作品を目指しています。一期一会の色との出会いをお楽しみください。

大柿まこ
大阪在住、グラフィックデザイナー。
愛や孤独、負や正の感情等、万人が抱える精神世界に興味を持ち、それらの普遍的なテーマを独自の表現でデフォルメし、ミステリアスかつポップなイラストで人間の内面を描き出す。
映画や本等の様々なカルチャーからインスピレーションを受けながら、個人的な経験や感情をユニークなスタイルで表現することで、観る人の思索や感情的な共鳴を呼び、心の奥深くに響くような繋がりを生み出す。

リタ・ジェイ
イラストレーター、作家。
ポップで乾いたユーモアをテーマに各種メディアに作品を発表。コメディアン「インコさん」としても活動。

GOB
好きなものを作って生きています。
特にバッグをよく作ります。
知ることが好きです。
パンも好きです。
集めるのも好きです。
小さいものも好きです。

from TAIWAN
三貓俱樂部
紅林 Hori b. Goode
Dogpie 犬派
髒腳弟弟楊鴨鴨
Nomii R. | 綿花事務所