小企画展「子どもたちを育むみんなのアート展-大野の学校所蔵絵画の展覧会-」

学校で幼い頃何気なく見ていた絵画は、有名作家の作品。
昔、学校で見た覚えのある絵。
懐かしさ感じる知られざる大野の小中学校所蔵の名画展。
閉校となった学校所蔵の作品も集めました。
ぜひご来館ください。

2024年12月6日(金)~12月22日(日)
COCONOアートプレイス
観覧料/大人300円、中学生以下無料、障がいのある方150円
開館時間/9:00~17:00
休館日/月曜日(祝日をのぞく)・祝日の翌日

●子どもたちの作品も展示します
・陽明中学校美術部
・開成中学校創造部
・オオノクリエイトクラブ 
展示期間 12月21日まで

●学校給食ランチの日!
日程:12月7日(土)
時間:11:00~14:00
場所:ココノアートプレイス
大野市シルバー人材センター「まごころ食堂」とのコラボ
COCONOアートプレイス和室にて、この日だけの給食メニューを限定20食提供します。

●クリスマス クリスマス 
日程:12月22日(日)
時間:10:00~16:00
場所:ココノアートプレイス・ツイタチビル
クリスマスにぴったりのお店が集まるマーケット!

◆展示作家紹介◆
展示予定作家の一部を紹介します。

草間彌生 1929-
文化勲章を受賞した世界的なアーティストです。
ルイ・ヴィトンとの共同コレクションを発表するなど精力的に活動し、90才を超えた今も次々に新作を発表しています。水玉やカボチャをモチーフにした作品は有名です。
この作品は草間作品の特徴でもある、水玉模様や網模様などの同一モチーフの反復によって描かれた代表的作品の1つとも言えます。

岡本太郎 1911-1996
戦後を代表する前衛芸術家です。
大阪万博のモニュメント「太陽の塔」や「明日の神話」などの作品を手掛け、作品だけではなく、生き方においても型にはまらず、今もなお多くの人々に影響を与え続けています。
ユニークな発想や、力強い構成力、豊かな表現が高く評価されています。「芸術は大衆のもの」という思想を根底に持ち、パブリック・アートを全国に残しました。

靉嘔(あいおう) 1931-
光のスペクトル(=「虹」)で塗り分ける作品で注目を集め、「虹のアーティスト」として国際的に知られている美術家です。
大野市とは「小コレクター運動」をきっかけにして深いつながりがあり、市内の家庭やお店、学校など多くの場所で靉嘔の作品を目にすることができます。大野市ではこれまで何度も靉嘔の展覧会が行われてきました。

元永定正 1922-2011
『もこ もこもこ』や『もけらもけら』などの絵本でも知られる画家です。
「具体美術協会」という前衛美術グループに参加し中心メンバーとして活躍しました。彫刻、インスタレーション、パフォーマンス、舞台美術など、実験的かつ自由で遊び心のある作品を多く制作し続け、国内外で高い評価を得ています。
元永の描く抑揚のある線や形、豊かな色彩は、創作の原点である自然のかたちや色を連想させます。

綿引明浩 1960-
色彩豊かでファンタジーな世界を銅版画で表現する人気の画家です。
透明アクリル板の裏面から描く独自の絵画技法「クリアグラフ」を考案し、表現の幅を広げています。近年はショートアニメーションに挑戦するなど、ジャンルを越えた様々な表現を展開しています。

関根伸夫 1942-2019
「もの派」というアーティストグループの代表的な現代美術家です。
大地に穴を掘りその横に土を固めた円柱を置くというスケールの大きな作品《位相‐大地》で美術界に旋風を巻き起こしました。その後「公共空間を活性化させるアート」に関心を移し、東京都庁の「水の神殿」など多くのモニュメントも制作しています。
この作品は東京国立近代美術館も所蔵しています。

大西靖子 1942-
自然豊かな土地で木版画作品の制作に取り組んでいる版画家です。
阿蘇、山形、天草などにアトリエを構え、草や花、空や雲、海や大地から感じる光や色やいのちを表現し続けています。幼い頃から文学に親しみ、詩や物語を書いており、木版画とエッセイの書籍も発刊しています。

久里洋二 1928-
鯖江市出身のアニメーション作家です。
「ひょっこりひょうたん島」、「みんなのうた」などのアニメ作品を手掛け、日本のアートアニメ界をけん引してきました。造形作家、ドキュメント映像作家、空想昆虫コレクターなどの肩書も持ち、96歳を迎えた今もなお制作を続けています。

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